
こんにちは!ヨネティ(詳しいプロフィールはこちら)です!
この記事を読みに来てくれてありがとうございます!



・40代になっても仕事にやりがいを感じられず、毎日がつらい?
・向いてない仕事を続けていて、将来が不安になる?
・このまま定年まで我慢し続けるしかないのかな?
など思っている人もいるのではないでしょうか?



「向いてない仕事を続けたら」結果どんな影響があるのかな…
40代という人生の折り返し地点で、このまま向いていない仕事を続けていても大丈夫なのか不安になる…辞めたいけど辞められない



めちゃ分かる…!
毎朝起きるたびに「今日も会社に行くのか…」って重い気持ちになる日々が続いていたら、本当に苦しいよね…
「向いてない仕事」を続けると、心身の健康や人間関係、将来のキャリアに深刻な影響を与える可能性があるります。
40代という年齢で向いていない仕事に直面していると、転職のリスクや家族への責任が重くのしかかってきますが、このまま放置するのも同じくらいリスキーだと言えるでしょう。
そこで今回は「向いてない仕事」を続けた結果
- 失うものと得るもの
- 見極める方法
- 続けるか辞めるかの判断基準
について実体験を交えてどうなるのか徹底解説します。
- 向いてない仕事を続けることで具体的に失うもの
- 自分に向いていない仕事かどうかを冷静に見極める方法
- 40代で仕事を続けるか辞めるかを決断する際の判断基準



それでは本題を解説していきます!
この記事は「向いてない仕事を続けた結果」の現実的な影響と、40代からでも取れる具体的な行動指針を実体験に基づいてお伝えしています。
ぜひ参考にしてみてください。
※あくまで私個人の実体験です。全員に当てはまるわけではないです。
【結論】40代で「向いてない仕事を続けた結果」失うもの方が多い


40代で向いていない仕事を続けることは、多くの場合、得るものより失うものの方が大きいのが現実です。
この年代は人生の折り返し地点であり、残された職業人生を意味あるものにするには決断が必要です。
向いていない仕事を続けることで失うものには以下のようなものがあります。
- 取り戻せない時間と機会
- 心身の健康
- 自己成長の可能性
- 家族との質の高い時間
- 自己肯定感と自信
特に40代は転職市場でまだ十分に競争力を持つ年代であり、変化のラストチャンスとも言えます。
50代になってからの転職はさらに難易度が上がり、選択肢も狭まる傾向にあります。
もちろん慎重な判断は必要ですが、現状維持の安全性に惑わされず前向きな決断をすることが大切です。
多くの転職経験者が「もっと早く決断すればよかった」と後悔しているという事実も心に留めておきましょう。
人生100年時代、40代はまだ長いキャリアの半ばに過ぎません。
自分に合った仕事を見つけることで、残りの職業人生をより充実したものにできるはずです。



とは言え転職だけが手段ではありません!
私も最近気づいたんですが無難な会社に転職し、副業を始めるのも手段だと思います!
【体験談】40代で「向いてない仕事を続けた結果」失うものは?
40代で向いていない仕事を続けると、多くの場合得るものよりも失うものの方が多くなります。
具体的には、以下の6つのものを失う可能性が高いです。
失うもの1:貴重な「時間」
向いていない仕事に費やす貴重な時間は取り戻すことができません。
人生の時間は限られています。その時間を、自分に合わない仕事に使い続けるのはもったいないです。
情熱を持てない仕事に時間を費やすことは、自己成長の機会を逃すことにもつながります。
貴重な時間を失わないためにも、仕事選びは慎重に行うべきです。



学びが無かったとは言いませんけど、向いていな仕事に費やす時間は効率が悪かったです!
失うもの2:心身の「健康」
合わない仕事を続けることは、心と身体の健康に大きなマイナスになります。
もちろん「合う・合わない」よりも職場環境や自分自身の考え方、育った環境など外部影響が大きいですが、「向いていない仕事」の場合はより余裕がなくなるでしょう。
その為、仕事への不満やストレスは精神的な負担を増やします。その結果、不眠や食欲不振、うつ症状などを引き起こす可能性があります。
身体的にも頭痛や肩こり、胃腸の不調などが現れることがあります。健康を失っては、元も子もありません。



私じしん職場環境も大きかったですが、合わない仕事をやっていて双極性障害になりました!
「休みすぎ」を理由に最終的に「退職勧奨(しなければ懲戒解雇)」を言い渡されました!
失うもの3:「成長の機会」と「将来性」
向いていない仕事では、スキルアップやキャリアアップの機会が得にくいです。
仕事への意欲がわかないため、新しい知識や技術を習得するモチベーションが上がりません。
結果として自己成長が停滞し、将来のキャリアパスも描きにくくなります。
変化の早い現代において、成長の機会を失うことは大きなデメリットです。
合わないと分かると、嫌いでなかった仕事も嫌いになりますからね。



私も興味あって「将来性ある」と始めましたが、結局嫌いになって毎日辛かったです!
失うもの4:「人間関係」への悪影響
仕事への不満は、職場や家庭での人間関係にも悪影響を及ぼすことがあります。
仕事のストレスから同僚や上司にイライラしたり、家族にきつく当たったりしてしまうかもしれません。
また、仕事にやりがいを感じられないと、職場でのコミュニケーションも消極的になりがちです。
孤立感を深め人間関係が悪化する可能性も考えられます。
とくに職場の人間関係は一日の3分の1を過ごします。その為、職場の人間関係が良好でなければ人生そのものが絶望的になってしまうのです。



私自身もあの合わない仕事をしていた時の人間関係は最悪でした!
しかも厄介なことにたまたま知り合いが多かったです!
もちろん、その人たちとの人間関係は悪化、プライベートの付き合いもなくなりました!
失うもの5:「自己肯定感」の低下
向いていない仕事で成果が出せないと、自己肯定感が低下しやすくなります。
「自分は何をやってもダメだ」と思い込み、自信を失ってしまうのです。
自己肯定感の低下は、新しいことへの挑戦をためらわせる原因にもなります。
自分自身の価値を信じられなくなることは、非常につらいことです。



もともと自己肯定感は低かったですが、追い打ちをかけるように低くなり、好きな他の事も手につかなくなりました!
失うもの6:「人間性」の衰退
仕事への不満やストレスが長期間続くと、人間性が衰退してしまう恐れがあります。
常に不機嫌で、他者への思いやりを失ってしまうかもしれません。
また、仕事への情熱がないため、物事に対する興味や関心も薄れていきます。
何事にも無気力になり、以前のような活力が失われることもあります。
人間性の衰退は、自分自身だけでなく周囲にも影響を与えます。



最初は職場だけキレやすい性格になりましたが、癖になり家やプライベートでもキレやすくなっていました!
今はカウンセリングや感情コントロールの勉強もし、妻に「昔以上に優しくなった」と言われています!
【体験談】40代で「向いてない仕事を続けた結果」得られるものは?


向いていない仕事を続ける中で、必ずしも失うものばかりではありません。
わずかかもしれませんが、得られるものも存在します。具体的には、以下の5つが挙げられます。
- 得られるもの1:「忍耐力(プラスマイナスあり)」
- 得られるもの2:「スキル(向いていないとはいえ少しはある)」?
- 得られるもの3:「学ぶ姿勢」
- 得られるもの4:「適応能力」
- 得られるもの5:「問題解決能力」
得られるもの1:「忍耐力(プラスマイナスあり)」
向いていない仕事を続けることで、忍耐力は確かに身につきます。やりたくないことや苦手なことにも、耐え抜く力が養われるでしょう。
しかし、この忍耐力は、必ずしもポジティブなものとは言えません。
我慢することが当たり前になり、自分の感情を抑え込んでしまう可能性があります。
適度な忍耐力は必要ですが、過度な我慢は心身を疲弊させます。



確かに今の職場(ホワイト企業)では「辛いでしょう」とか「働きすぎ(今までより全然楽)」と言われます!
ただ、逆にきつくても報告せず自分でやり切ろうとして怒られています(笑)
得られるもの2:「スキル(向いていないとはいえ少しはある)」?
向いていないと感じる仕事でも、何かしらのスキルは身についているはずです。
例えば、私の場合は旋盤のスキルや、クレーン操作のスキルなどです(クレーンは今でも使ってます)
たとえ興味が持てない業務でも、日々の積み重ねで習得できるスキルはあります。
ただし、そのスキルが自分の目指すキャリアに役立つかは別問題です。
得られたスキルを客観的に評価し、今後のキャリアに活かせるか考える必要があります。



旋盤は履歴書に書くとよく「やってほしい」と言われますが、もちろん断っています!
まあ、ほとんどの場合は使いませんね(向いてないのでやりたくないです)!
得られるもの3:「学ぶ姿勢」
向いていない仕事だからこそ、現状を打開しようと学ぶ姿勢が身につくことがあります。
「このままではいけない」という危機感から、新しい知識や情報を求めるようになります。
資格取得の勉強を始めたり、セミナーに参加したりする人もいるでしょう。
この学ぶ姿勢は、将来的に新しい道に進むための大きな力となります。



これはマジで感謝しています!
学ぶ姿勢や学ぶ方法が分かったので、今はかなり覚えるのが早くなりました!
得られるもの4:「適応能力」
合わない環境で働き続けることで、ある程度の適応能力が養われます。不本意な状況でも、なんとか業務をこなそうと努力するからです。
人間関係や職場のルールなど、様々な要素に自分を合わせようとします。
この経験は、新しい環境に飛び込む際に役立つかもしれません。
ただし、自分を殺してまで適応する必要はありません。



今の職場でも状況に合わせ判断する能力は身につきました!
それは本当に感謝しています!
得られるもの5:「問題解決能力」
向いていない仕事の中で発生する様々な問題に対処するうちに、問題解決能力が向上することがあります。
「どうすればこの状況を乗り越えられるか」と考える機会が増えるからです。
困難な状況を打開するための工夫や、効率的な業務の進め方などを模索します。
この能力は、どんな仕事をする上でも役立つ重要なスキルです。



今の職場で
「自分の能力や、状況でできない!」となった時
上司に「できません!」と言うのではなく
「○○すればできます」と報告するようになったので、現在は評価されています!
自分に「向いていない仕事」か見極める方法は?





とはいえ、向いていない仕事は長く続けるべきではありません!
悪い影響の方が多いからです!
ただし、「職場の教え方が下手なのか」「給料が少ないから嫌なのか」「単に経験が浅いのか」など、感情的になれば向いているか向いていないか、それとも向いていなと思い込んでいるのか判断するのは難しいです。
そこでここでは「向いていない仕事」を感情的にではなく、論理的に判断する具体的な方法を6つ紹介します。
- 方法1:「感情的」にならずに判断(紙に書いてみる)
- 方法2:「成果や評価」を客観的に見る
- 方法3:日々の「ストレス度合い」を測る
- 方法4:「キャリアの停滞感」はないか
- 方法5:信頼できる人に「相談」してみる(出来たら自分がなりたい人物層)
- 方法6:仕事への「情熱の有無」を確認する
方法1:「感情的」にならずに判断(紙に書いてみる)
これが一番重要なので最初に紹介します。
仕事に対する不満や悩みを紙に書き出し、感情的にならずに整理してみましょう。
何が嫌なのか、何に困っているのかを具体的に書き出すことで、問題点が明確になります。
紙に書く理由は
- 自分の気持ちを客観的に見つめ直し冷静になれる
- 頭で考えるより考えを整理できる
- メリットとデメリットを比較できる
- 記録に残るため後でまた壁に当たった時に参考にできる
- 人に相談するときに伝えやすい(整理されているため)
などメリットが多くあります。
2~6すべてを紙に書いて「思っていること」を整理していくと、自分の本音や向いているのか向いていないのか判断しやすくなります。



私も感情的に物事を判断するタイプなので、カウンセラーに教えてもらい冷静に判断できるようになりました!
方法2:「成果や評価」を客観的に見る
仕事の成果や周囲からの評価を客観的に振り返ってみましょう。
努力しているにも関わらず、なかなか成果が出ない状況が続いていませんか。
上司や同僚からの評価が、自分の感覚と大きく異なっていませんか。
- 自分が思っているより良く見られている
- 自分が思っているよりも評価されていない
など、客観的に他人の評価を見るのは難しいですが、冷静に自分との評価と差がないのか見ているのも手かもしれません。



私自身は自己肯定感がかなり低いので、上司に評価されてないと思っていました!
実際に上司に聞いたところ思ったよりかなり評価されていました!
方法3:日々の「ストレス度合い」を測る
日々の仕事で感じるストレスの度合いを意識してみましょう。
- 仕事のことを考えると、憂鬱な気分になるか
- 休日でも仕事のことが頭から離れないことはあるか
- 家に帰っても仕事の嫌なことを考えていないか
など過度なストレスは心身に悪影響を及ぼします。ストレスの原因が仕事内容にあるなら、見直しましょう。
ただ、性格的な部分もあるため注意が必要です。性格が真面目で考え込みやすい人は、「すべての仕事が向いていない」と思い込んでしまいます。
可能であるならば職場の同僚や上司に相談してもいいかもしれません。



私自身めちゃ考え込むタイプでした!
上司や家族、カウンセラーに相談し改善しました!
ストレスの原因が「向いているか向いていないか」それとも「他の要因か」冷静に判断しましょう。
方法4:「キャリアの停滞感」はないか
現在の仕事で、今後のキャリアが停滞していると感じるか考えてみましょう。
今の仕事を続けていても、成長できるイメージが湧かないですか。
将来の目標や理想の働き方と、現在の仕事がかけ離れていませんか。
キャリアの停滞感は、仕事へのモチベーション低下につながります。
方法5:信頼できる人に「相談」してみる(出来たら自分がなりたい人物層)
一人で抱え込まず、信頼できる人に相談してみるのも有効な方法です。
家族や友人、あるいはキャリアコンサルタントなど、客観的な意見を聞ける相手を選びましょう。
特に、自分が将来なりたい姿を実現している人に相談するのがおすすめです。
第三者の視点からアドバイスをもらうことで、新たな気づきが得られるかもしれません。



私も色んな人に相談し解決しました!
方法6:仕事への「情熱の有無」を確認する
まず、今の仕事に対して情熱を持てているか自問自答してみましょう。
- 朝、仕事に行くのが楽しみか
- まだ、今の仕事を覚える気力はあるか
- どうしても身につけたい職種か
仕事内容に興味があり、もっと深く知りたいと思いますか。
もし、これらの質問に「いいえ」と答えるなら、その仕事は向いていない可能性があります。
情熱の有無は、仕事を続ける上で重要な要素です。
自分に「向いていない仕事」かどうか見極める判断基準は?


「この仕事は自分に向いていないのでは」と感じる瞬間は誰にでもあるものです。
しかし一時的な不満と本質的なミスマッチを見極めることが重要です。
ここでは、仕事が本当に自分に合っていないか判断するための5つの基準を紹介します。
基準1:「どうしても改善しない」ことか
仕事が向いていないと感じる最初の目安は、努力しても状況が改善しないことです。
同じ問題が何年も解決せず、むしろ悪化していく状態は要注意です。
例えば、
- 営業の数字が一向に上がらない
- ミスが減らない
- 評価が変わらない
などが当てはまります。
試行錯誤しても状況が変わらないのは、その仕事と自分の適性に根本的なずれがある可能性が高いです。
改善のために行動を変えたり、スキルアップを図ったりしても成果に結びつかない状態が続くことが重要な判断材料になります。
一時的な壁なのか、本質的なミスマッチなのかを見極めるには最低でも1年程度の期間が必要です。
真剣に取り組んでも状況が改善しないなら、その仕事は本当に自分に合っていないのかもしれません。



私もほんとこんな感じでした!
教えてもらい、メモを取ってやっているのに全然成果が出なかったです!
まあ今なら分かりますが発達障害の影響もありましたね…
10分の1ミリ単位の仕事は無理です(笑)
基準2:「自分の価値観」と合っているか
仕事内容と自分の価値観の一致度は、長期的なやりがいを左右する重要な要素です。
自分が本当にやりたいことと現在の仕事が合っていないと、内発的な動機が生まれません。
価値観の不一致が見られる代表的な例は以下の通りです。
- 周りの評価や流行りだけで選んだ仕事
- 「将来性がある」と言われて選んだだけの仕事
- 親や周囲の期待で選んだ職種
- 自分の興味よりも条件を優先した仕事
仕事自体はできても、その内容に本質的な関心がないと日々の充実感が得られません。
「なぜこの仕事をしているのか」という問いに納得できる答えが見つからないなら、価値観の不一致を疑うべきです。
長い職業人生において、自分の本当の関心と仕事内容の一致は成功よりも幸福感に大きく影響します。



私もこれからは技術者が減るから価値が上がると言われ、旋盤を選びましたが7週間で挫折しかけました!
結果的にクビになったけど「出来なさすぎて…」
基準3:長期的な「成長」が見込めるか
仕事が自分に向いているかの重要な指標の一つは、長期的な成長が見込めるかどうかです。
現在の業務で自分の強みが活かせず、将来のキャリアにもつながらないと感じるなら要注意です。
成長が見込めない状況には共通のパターンがあります。
- 新しいスキルを身につける機会がない
- 挑戦的な仕事が与えられない
- 自分の強みを活かせる場面がほとんどない
- 業界自体が縮小傾向にある
40代になると特に今後10〜20年の自分のキャリアを見据えた判断が重要になります。
今の仕事が将来の自分にとって意味のある経験やスキルにつながるかを冷静に評価しましょう。
成長の実感がない仕事は、たとえ安定していても長期的には大きなリスクとなります。



先ほども言いましたが将来的に伸びる産業でも、向いていない仕事なら意味がありません!
10年20年続けていけるか考えてみましょう!
基準4:「心身の健康」を害していないか
仕事の向き不向きを示す最も重要なサインは、あなたの心と体が発する警告信号です。
自分に合わない仕事は、単なるストレスを超えた身体的・精神的な不調として現れます。
向いていない仕事による健康への影響は以下のような形で表れることが多いです。
- 仕事の内容を考えるだけで強い不安や緊張を感じる
- 業務中に極度の疲労感や集中力低下が起きる
- 特定の業務に関連した身体症状(頭痛、動悸など)が出る
- 仕事への不適応から過度の飲酒などに頼るようになる
これらの症状が特定の業務や役割と明確に関連しているなら、それは適性の問題かもしれません。
自分の強みや性格と合わない仕事を無理に続けることは、長期的な健康被害につながります。
身体が発するサインは、その仕事があなたに合っていないことを伝える正直なメッセージです。
基準5:他責ではなく「自責」で考えられるか
仕事が向いていないかを判断する最後の基準は、自分の考え方のパターンです。
常に外部要因を問題視し、自分自身の変化の余地を認めない状態は危険信号です。
他責思考が強くなると、以下のような考え方に陥りがちです。
- 「上司がダメだから成長できない」
- 「会社のせいで実力が発揮できない」
- 「環境が変われば上手くいくはず」
- 「自分の努力ではどうにもならない」
自責の視点で「自分には何ができるか」を考えられない状況は、その仕事との相性を疑うべきです。
向いていない仕事だと、自分で変えられる部分さえも他者のせいにする傾向が強まります。
自責と他責のバランスが極端に崩れているなら、その仕事環境と自分の相性を再考する時期かもしれません。
40代で向いていない仕事を「続けるか辞めるか」の判断基準


向いていない仕事に気づいたとき、40代という年齢ではその後の決断が特に重要になります。
家族の生活や将来の安定など、考慮すべき要素は20代より格段に増えています。
ここでは、向いていない仕事を続けるか辞めるかの判断に役立つ6つの基準を紹介します。
- 「精神的・身体的」な影響はどうか
- 「努力・改善」の余地はあるか?
- 「家族」への理解は得られるか?
- 「将来」への影響はあるのか?
- その仕事は嫌いか好きか?
- 「企業側」の反応・態度はどうか(教える気はある?)
判断基準1:「精神的・身体的」な影響はどうか
向いていない仕事を続けるかどうかの最優先判断基準は、健康への影響です。
仕事によるストレスが心身に深刻なダメージを与えているなら、決断を急ぐべきです。
健康への悪影響が見られる主な兆候は以下の通りです。
- うつ症状や不安障害の発症
- 慢性的な不眠や過眠
- 高血圧や胃腸障害の悪化
- 体重の急激な増減
40代は健康問題が表面化しやすい年代であり、仕事のストレスがこれを加速させることがあります。
専門家による診断で「仕事が原因」と指摘された場合は、環境変化を真剣に考えるべきです。
健康を失うと復帰に時間がかかり、結果的に経済的損失も大きくなることを忘れないでください。



私自身も双極性障害になり1年間休みました!
病気になる前に気付き対処しましょう!
判断基準2:「努力・改善」の余地はあるか?
仕事の状況を改善できる可能性があるかどうかは、重要な判断材料になります。
現状が完全に固定されているのか、それとも変化の余地があるのかを冷静に分析しましょう。
改善の可能性を探る方法はいくつかあります。
- 部署異動や職種変更の可能性
- 業務内容の一部変更の交渉
- 新たなスキル習得による適応
- メンターや支援者の存在
40代は組織内での発言力が増す年代でもあり、若い頃より交渉の余地が広がることもあります。
すぐに辞める前に、現在の環境をどう変えられるか関係者に相談してみることも大切です。
しかし何度も改善を試みて効果がなければ、その状況は構造的な問題かもしれません。



私自身も今の職場で苦手な部分があって、上司に「○○していただけたらできます!」と相談したらやってくれるようになり問題は解決しました!
判断基準3:「家族」への理解は得られるか?
40代の転職や退職は、個人だけでなく家族全体に大きな影響を与えます。
家族の理解と支援があるかどうかは、決断を左右する重要な要素です。
家族と話し合う際に考慮すべき点は以下の通りです。
- 収入減少の可能性とその期間
- 家計への具体的な影響
- 子どもの教育費や住宅ローンへの影響
- 転職活動にかかる時間と労力
現実的な見通しを共有し、家族全体で乗り越える課題として認識することが大切です。
一方で、今の仕事を続けることで家族関係が悪化するリスクも考慮すべきです。
仕事のストレスが家庭内暴力や無関心につながるなら、早めの決断が家族のためになります。



理解が得られるなら無難な仕事に転職し副業するのも手段の一つです!
判断基準4:「将来」への影響はあるのか?
40代の決断は、その後の20年以上のキャリアを左右する重要な転機です。
現在の苦痛だけでなく、長期的な将来への影響を冷静に分析すべきです。
将来への影響を考える上で重要な視点は以下の通りです。
- 今の業界・職種の将来性
- 転職市場での自分の価値
- 年齢を重ねた時の適応可能性
- 老後の資金計画への影響
現在の仕事が縮小産業にあり、スキルの汎用性も低いなら、早めの転換が将来のリスクを減らします。
逆に、今の仕事の苦痛が一時的でも、それを乗り越えることで将来の安定につながるなら継続する価値があります。
40代半ばから50代は転職難易度が上がるため、転職するなら早めの決断が有利です。
判断基準5:その仕事は嫌いか好きか?



正直な話、性格的な問題や障害など様々な理由はあるけど、それ以外で向き不向きの最大の要素は「好きか嫌いか」だと思います!
向いていないと感じる仕事でも、その内容自体が好きなら状況は大きく変わります。
好きなら自分なりに工夫し、改善したり壁に当たってもエネルギーに変えられるからです。
仕事への感情が一時的な困難を乗り越える原動力になるかどうかを見極めましょう。
仕事への感情を正確に把握するためのチェックポイントです。
- 業務の本質的な部分に興味があるか
- 仕事の話を人にするとき楽しいと感じるか
- 仕事のために自主的に学ぶ意欲があるか
- 成功体験が嬉しく感じられるか
- その仕事を工夫しうまくなる方法を考えられるか
- その仕事を工夫し効率的にこなせるか
環境や条件を変えることで状況が改善する可能性があります。
例えば同じ職種でも別の会社や部署に移ることで、自分の特性が活かせる場合もあります。
一方で「向いていないし好きでもない」なら、抜本的な変化を検討すべき時期かもしれません。



私は学生時代、文章が苦手で成績が悪かったです!
しかし、ブログを始めて好きに無り文章の書き方や伝え方の本を読み漁ってます!
判断基準6:「企業側」の反応・態度はどうか(教える気はある?)
会社や上司が自分の成長をどれだけ支援してくれるかは、継続判断の重要な材料です。
向いていないと感じる仕事でも、適切なサポートがあれば克服できることもあります。
企業側の態度を見極めるポイントは以下の通りです。
- 成長のための研修機会の提供
- 上司からの具体的なフィードバック
- 失敗を学びに変える社風の有無
- 相談しやすい雰囲気があるか
40代の社員に対して「もう遅い」という態度をとる会社では、状況改善は難しいでしょう。
一方で具体的な成長プランを提示してくれる環境なら、挑戦する価値はあります。
会社との対話を通じて、双方の期待値を擦り合わせることも重要な判断材料になります。
【まとめ】40代で「向いてない(合わない)仕事を続けた結果」失うものと得るものは?
この記事では向いてない仕事を続けることで失う6つのものと得られる5つのものを解説しました。
- 自分の適性を見極める方法を実践
- 仕事への情熱の有無を確認する
- 心身の健康状態をチェックする
- 家族と将来について相談する
- 改善余地があるか上司に相談
向いていない仕事を続けるとストレスや自己肯定感の低下など失うものが多くなります。自分に合わない仕事かどうかを判断するには、成果や評価を客観的に見たり、信頼できる人に相談するなどの方法が効果的です。
向いていない仕事を続けるか辞めるかの判断は、心身への影響や家族の理解、将来への影響を考慮しましょう。今の職場で改善できる可能性がある場合は、上司に相談してみることも大切です。



40代は人生の折り返し地点。自分らしく働くための一歩を踏み出してみませんか?